産業廃棄物収集運搬業許可

行政書士岩田雅紀事務所です。前職が産廃関係の仕事に就いてたので、リアルな現場を知っている数少ない専門家です。今回は元現場職の立場から色々掘り下げて行きたいと思います!

行政書士の紹介

この記事を監修】
行政書士:岩田雅紀
『産廃業許可の専門行政書士』行政書士岩田雅紀事務所代表
資格:行政書士 天井クレーン 車両系建設機械 etc

目次

  • 産廃収集運搬を取得しようか悩んでいる
  • 産廃収集運搬を取得するメリット・デメリット
  • 産廃収集運搬を行政書士に頼むメリット
  • 産廃収集運搬を行政書士に頼むデメリット
  • どんな行政書士事務所に依頼すべき?
  • まとめ

産廃収集運搬許可を取得しようか悩んでいる

  • 建設会社を初めて早数年。最近元請さんから建設業許可の取得を促されていて、前向きに検討はしてるんだけど、それと同時に『収集運搬持ってないの?』て遠回しに聞かれるんだよね。
  • 『うちは建設業を営んでいるのだが、その現場から結構なゴミが出てくるんだよね。そもそもそのゴミって産業廃棄物として扱わないといけないの?』
  • 『いわゆる一般ゴミと、産廃ゴミの区別がイマイチ分からないんだよね?』『今までは他の業者さんに産廃ゴミを持って行って貰ってたけど、うちで直接持って行った方が、費用安く済むよね?』
  • 『うちダンプ屋なんだけど、周りの同じ業者さんのダンプには、収集運搬の番号が付いてて、うちも取った方が良いのかな?』
  • 『産廃の収集運搬て簡単に取れるの?』『産廃の収集運搬て、どうやって書類を作るの?何処に出せば良いの?素人が行っても良いの?』
  • 『元請さんに産廃ゴミ運んで欲しいってせがまれてるんだよね』
  • 『自分で書類を作るのはちょっと苦手なので、誰か専門家に頼もうと思ってるけど、どんな人に頼めば良いの?』
  • 『行政書士さんのHP色々見たけど、報酬がバラバラで、特に安い報酬の所ってちゃんとやってくれるの?』

お客さんの様々なお悩みは、実際にアンケートにお答えして頂きました。色々な問題点が会社さんによって必ずあると思います。

産廃収集運搬を取得するメリット

産業廃棄物収集運搬を取得すると、まず対外的に社会的信用が増し、銀行からの信頼度も増すため、金融機関からの融資も受けやすくなります。関与先の建設業を営んでいるお客様が銀行にて、産廃収集運搬取得状況の有無の指摘を受けたケースもあります。建設業系産廃の存在を銀行側も良く知っていると思われます。融資の際、審査に影響を及ぼす可能性は今後あると思います。また、建設業者・家電業者などは、規制強化により許可取得業者に運搬を委託する必要があるため、委託先としての仕事が受注出来ることも挙げられます。今後、産廃収集運搬業は許可取得の要件が厳しくなる可能性があるため、現在のように要件の緩やかな内(そんなに緩やかではないが)取得しておくことをお勧めします。

産廃収集運搬を行政書士に頼むメリット

産廃収集運搬を行政書士に頼む6つのメリット

時間の節約

ご自身で申請としよとすると、普段の業務と並行して申請書類の作成としなければなりません。普段忙しいのに労力を倍以上に使って申請をする=時間がかかります。その運動量を行政書士に依頼をすることで、許可申請にかかる時間を短縮することができます。

専門性の高さ

行政書士は、許可申請に必要な書類作成や手続きに精通しています。特に産廃収集運搬は専門性が高く、数ある行政書士の中でも産廃専門と称している事務所は圧倒的知見や申請スキルを擁しています。なので安心して任せることができるのです。

複数の都道府県対応などの労力を減らすことができる

よくご依頼内容であるのが、『複数の都道府県に申請をしたい』という内容があります。関東ですと、東京都、埼玉県、神川県の3件、少し広範囲で事業をされるお客様など、更に千葉県、山梨県の5件の申請を依頼されるときもあります。新規許可申請も郵送対応はしているのですが、新規申請に関しては来庁して申請を行った方が、早く申請をすることが出来ます。郵送申請にするとその場で少し補正が必要な場合でも、連絡のやり取りや、追加の資料等を郵送で送ったりするだけで、時間的ロスが発生致します。弊所は基本的に来庁してスムーズに受理を受けるようにしています。

許可品目の選択ミスを防げる

まずご本人でどのゴミを運搬するのか、しっかり品目を把握するのですが、意外と的違いな品目を指しているときがあります。又たまにあるのですが、更新申請などでお客様と打ち合わせをする中で、品目の件についてお話しするのですが、全くお客様が運ばない品目が入っている場面を良く見かけます。その品目を追加することによって、容器を新たに用意しなければならなかったりもするので、余計なコストがかかってしまう場合があります。また最近では、石綿含有産業廃棄物(アスベスト系)の規制が厳しくなり、建設会社様などアスベストの運搬もしっかり視野に入れながらの計画となります。専門家の適正なアドバイスを受けて、そのお客様に合った、正しい品目を運搬することが出来ます。

最短で許可が取得することが出来る

ちょっと語弊があるかもしれませんが、行政書士に頼むと『結果的に早く許可が取れる』と言う話しです。行政書士が特別な力を持っていて、依頼すれば2か月以上かかるところが1週間で許可がおりる様なことではありません。ただ専門家なので、道筋を立てるのは素人よりも圧倒的に早いです。更新が迫っていて急ぎで許可を申請しなければならないときなど、ご自身で行うより専門家に頼った方が、圧倒的に早く申請まで辿り着くことが出来ます。

アフターフォローが受けられる

行政書士に依頼することで、許可取得後のアフターフォローも受けることが出来ます。他の事務所さんは分りかねますが、弊所はしっかりと取得後も質問等には受け答え致しますし、法改正がらみで許可の内容が変更する場合などは、お客様には周知して情報の共有に勤めています。

産廃収集運搬を行政書士に依頼する4つのデメリット

費用がかかる

行政書士に依頼する場合は、当然ですが報酬が発生致します。産廃収集運搬の書類作成はそれだけ大変な労力を要する作業ですので、それに見合った報酬は発生します。

信頼性の担保

行政書士といえども人なので、どこまで信頼してお願いをするか、最初の心理的ハードルは高いと思います。また個人情報の取り扱いなど、気がかりになる部分ではあると思います。※行政書士はお客様のご依頼内容に守秘義務が発生するので、漏洩等のミスは断じて起こさぬ様勤めて参ります。

行政書士の選定の難しさ

行政書士業務の種類は実に1万件以上と言われている中で、どの行政書士を選べば良いかは、非常に難しいところではあります。

どんな行政書士事務所に依頼すべき?

数ある行政書士事務所で何処に依頼をすれば良いか?それはズバリ『産廃業の専門家に依頼をするのが最良の判断』だと思います。そしてここから少し深堀りをして、産廃専門の行政書士である弊所が忖度なく意見を述べたいと思います。

  • 業界最安値=要注意

ある法人の先生は、産廃収集運搬の報酬は近年価格競争が激しいから安くならざるを得ないと、呟いていたのを耳にしたことがあります。それは全然見当違いなことだと思っております。日行連の報酬統計でも、産廃収集運搬許可で1番多い価格帯は10万円~15万円です。

申請内容のボリュームからして、我々専門家の肌感覚でも12万円前後が一番しっくりくる報酬だと、実感するところであります。なので、最安値をうたっている=何かしらのお客様にご負担が生じているのではないかと思います。許可更新の依頼をお受けするときに、お客様に色々お伺いするのですが、約半数の方が始め安いからお願いしたけど、内容に不満があったので弊所にしたと、嬉しい意見を頂戴する機会が多いです。

  • 産廃専門で長年されている処分業もお手の物事務所さん=割高報酬

当然のことですが、産廃業界第一線でご活躍されている専門家の先生にお願いする場合は、報酬は割高になる傾向があります。ただその代わり、許可申請の知識やアフターフォローは間違いないと思います。報酬額のバランスであったり、後は人当たりの良し悪しで判断して頂けたらと思います。

まとめ

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。産廃収集運搬を行政書士に頼むことの良さが少しでも伝われば良いと思います。最後に簡単にまとめると…

  1. 専門家に依頼すると時間の節約が出来る
  2. 専門家の知識を最大限利用することができる
  3. 事務所報酬に特徴がある

以上のようなまとめになるのではないでしょうか。これから産廃収集運搬を取得しようと検討している方に、少しでもアドバイスになれば良いかと思います。

お気軽にお問合せください

お電話でのお問合せ・相談予約

042-507-9904

<受付時間>
09:00~18:00
※土曜・日曜・祝日は除く

フォームは24時間受付中です。お気軽にご連絡ください。

行政書士岩田雅紀事務所

住所

〒207-0003
東京都東大和市
狭山4丁目1521番地の3

アクセス

西武線武蔵大和駅徒歩10分
駐車場:有り(1台)

受付時間

09:00~18:00

定休日

土曜・日曜・祝日