建設業の業種29種類を解説
[ガラス工事編]

ガラス工事業

ガラス工事

皆さんこんにちは。行政書士の岩田です。いつもブログを見て下さり、大変に有難うございます。
今回は建設業29種類のうちの『ガラス工事編』を簡単にですが、解説して行きたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

 

ガラス工事とは

ガラス工事とは、工作物にガラスを加工して取り付ける工事の事で、ガラス加工取り付け工事と呼ばれます。またガラスが何かのきっかけで割れた時、飛散防止用のフィルムを張り付ける工事もガラス工事の内容となっています。

ガラスの種類

  • フロート板ガラス

板ガラスは平らな板状のガラスです。一般的な窓に使われているガラスですね。

  • すりガラス

フロート版ガラスの片面を擦りツヤを消したガラスで、不透明に加工したもの。

その他多数の工事が有ります。

専任技術者となれる資格や要件

建設業許可を取得する場合、専任技術者要件と言う最も大事な要件をクリアしなければならない問題が、発生します。鉄筋工事業の専任技術者は下記の有資格者でなることが出来ます。

ガラス工事業の専任技術者要件(資格取得例)
技術検定 一級土木施工管理技士 ◎(特定建設業)
二級土木施工管理技士(仕上) 〇(一般建設業)
技能検定 ガラス施工 〇(一般建設業)

 

◎は特定建設業と一般建設業の両方を兼ね揃えるもの。
〇は一般建設業のみ。
※特定建設業の専任技術者は◎の者と、大臣特任の者いずれかになります。

 

次に指定学科を卒業している者も専任技術者になる事が可能です。

「建築学」「都市工学」
に関する「指定学科」を卒業する。

  • 指定学科を卒業した、高卒5年以上、大卒3年以上の実務経験があれば、専任技術者の要件が当てはまります。
  • 指定学科を卒業していない場合
    10年以上の実務経験があれば専任技術者なれます。※ハードル高い
  • 建設業法施行規則の一部改正について(令和5年7月1日施行)

    令和5年5月12日、「施工技術検定規則及び建設業法施行規則の一部を改正する省令」が公布され、一般建設業許可の営業所専任技術者の要件の緩和が行われました。これにより、1級の第1次検定合格者を大学指定学科卒業者、2級の第1次検定合格者を高校指定学科卒業者と同等とみなすこととなりました

最後に

この記事を書いた行政書士
岩田雅紀

最後まで読んで下さり、大変に有難うございました。

と言う事で、ガラス工事業で専任技術者を目指す方、建設業の取得をお考えの方で、もう少し詳しく知りたいと思った方、前向きに建設業取得を考えているが、プロセスが分からない方、当事務所にお気軽にお電話下さい。ご一緒に建設業取得へ向かって参りたいと思います。お客様と共に前へ!

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