産廃の種類と容器についての解説【燃えがら】

産廃収集運搬の許可を取得しようとしているお客様へどうもこんにちは、行政書士の岩田です。
今回から本業である、産業廃棄物収集運搬業許可、通称“収運許可”の事を少しずつですが、お話しして行けたらと思います。

産廃には、有害な物とそうでないものがある。

産業廃棄物とは事業活動から出てきたゴミの事を指し、そのゴミによって特別な物か、そうでない物かに分かれ、特別な物は特別管理産業廃棄物として、厳重な管理の元に運搬をします。そしてそれ以外の物(産業廃棄物)も運ぶ時は、しっかりと飛散防止用のシートで有ったり、漏洩しない為の専用ドラム缶など管理をしっかりとした上で、運搬します。両方しっかり管理をしなければならないのは共通です。
特別管理産業廃棄物はまたの機会にお話しするとして、事業者様が一般的に運搬する産業廃棄物の種類毎の運搬方法などを説明致します。

今回のテーマは“燃えがら”

燃えがらは、事業活動に伴い生ずる石炭がら、灰カス、焼却残灰、炉清掃排出物、コークス灰、重油燃焼灰、焼却灰、すす、廃カーボン類、灰活性炭等になります。一言で言うと燃えカスです(笑)粉状のもあれば、固形状の物もあり、殆どは黒い物体ですね。その他に、木製や紙などの他にも、金属を溶かした際に出る燃えカスなども、該当すると思います。

燃えがらの運搬方法

フレコンバッグ

正式名称フレキシブルコンテナバッグ(通称フレコン)
お馴染みフレコンバッグですね。様々な用途で使用されるフレコンですが、産廃を入れるのにも、大活躍してくれます。

ドラム缶(オープンドラム)

そしてもう一つの、産廃を運搬するのに活躍してくれるのが、ドラム缶です。蓋つきオープンドラムも産廃を運ぶ容器として、色々な物を入れて運搬する事が出来ます。私も前職がスクラップ屋だった為、ドラム缶には散々お世話になりました。

通称アームロール
(画像提供㈱平瀬商店様)

 

コンテナと言うと港から運搬されるコンテナのイメージが有りますが、産廃を運ぶコンテナと言えば、こちらの通称アームロールの箱になります。正式名称は脱着ボディシステム車と言うのですが、業界ではアームロールの名称です。
前職の工場でも大活躍していましたアームロール。深い箱(フカバコ)や後ろが観音開きになるタイプ、こちらも様々な用途において使用されています。

最後に

燃え殻を運搬する際には、上記の容器に入れて運搬しなければなりません。
でもその前に、産業廃棄物収集運搬業許可をお持ちの方しか、運搬をする事が出来ないので、運搬しようとお悩みの事業者様、弊所にお気軽にご相談下さい!取得と言えども、大変な事務手続きが必要なので、弊所は申請代行も承っております。

 

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