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産廃の種類と容器についての解説【廃油】

産廃収集運搬の許可を取得しようとしているお客様へどうもこんにちは、行政書士の岩田です。
いつものように産業廃棄物収集運搬業許可、通称“収運許可”の事を少しずつですが、お話し出来ればと思います。

産廃には、有害な物とそうでないものがある。

産業廃棄物とは事業活動から出てきたゴミの事を指し、そのゴミによって特別な物か、そうでない物かに分かれ、特別な物は特別管理産業廃棄物として、厳重な管理の元に運搬をします。そしてそれ以外の物(産業廃棄物)も運ぶ時は、しっかりと飛散防止用のシートで有ったり、漏洩しない為の専用ドラム缶など管理をしっかりとした上で、運搬します。両方しっかり管理をしなければならないのは共通です。
特別管理産業廃棄物はまたの機会にお話しするとして、事業者様が一般的に運搬する産業廃棄物の種類毎の運搬方法などを説明致します。

今回のテーマは“廃油”

自動車で使用するエンジンオイル。定期的に交換しますよね?大体3000km走ったら交換しましょうって。まさに使用済みの真っ黒になったエンジンオイル(潤滑油)が廃油です。
その廃油をそのまま山や海に捨ててしまったら、深刻な土壌汚染&海洋汚染を引き起こします。まあ当たり前の事ですが、事業活動で排出される廃油は、しっかりと産廃として収集運搬されなければなりません。

※この廃油には、特別管理産業廃棄物の種類にも指定されているものもあります。
揮発油類、灯油類、軽油類(引火点70℃未満の燃焼し易い物)又は、PCBを含む廃油や、有機塩素化化合物なども含む廃油なども、特別管理産業廃棄物として、より厳しい管理が必要になります。

 

廃油には、数種類の廃油がある

廃油は大きくいくつかの種類が存在し、潤滑油(エンジンオイルや作動油等)、絶縁油(主にトランスの内部)、洗浄用油(洗い油などと呼ばれ機械の洗浄に使われるなど)、切削油(NC旋盤やマシニングセンターなど、金属を削る際の潤滑油。水で薄める)、廃溶剤(塗料などに混ぜる溶かす溶液)、タールピッチ(コールタール)など、全ての産業から排出される使用済み油の事を指します。以前私も廃油は実際に取り扱っていたので、多くの廃油を目にしてきました。

廃油の処理方法

廃油の処理方法ですが、4割近くは廃油再生工場などでリサイクルされます。油水分離や遠心分離などを行い再生重油や、バイオディーゼル燃料、または石鹸の原料などに使われます。

そして、再生化できない廃油は、減量化などを行い更に焼却化をして、最終的に最終処分場に埋め立てられます。

 

廃油の運搬方法

クローズドドラム

廃油の運搬方法は、クローズドドラム缶に入れて運搬するか、タンク車で運搬する事になります。

最後に

廃油を運搬する際には、上記の容器に入れて運搬しなければなりません。
でもその前に、産業廃棄物収集運搬業許可をお持ちの方しか、運搬をする事が出来ないので、運搬しようとお悩みの事業者様、弊所にお気軽にご相談下さい!取得と言えども、大変な事務手続きが必要なので、弊所は申請代行も承っております。

 

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